筑波ツーリストトロフィー6月場所(June)に向けて。

 

4月はとある事情で参加できなかった、筑波ツーリストトロフィーApril。

 

今年の前半戦はインターバルが短く、次戦はなんと6月。こりゃ、出るしかないでしょ!

 

とはいいつつ、昨年2016年に最後に参加した「筑波ツーリスト・トロフィー in September」では、相変わらずの最下位争いを演じるという、文字通り「相変わらず」の状態。

 

いえいえ、最下位が悪いなんてこたあ全くないんです。

 

攻め込めたか?と言われれば、NO。これじゃあだめなんです。

 

もちろん腕がアレなのが一番の原因ですが、NINJA250SLのよさを引き出せたか?といえばこれまたNO。

 

ということで、も少しお金を掛けて、NINJA250SL君を「走るマシン」にしてあげましょう。

 

・・・お金でタイムを買うことも、レースです。ハイ。


とりあえずリアにはYSSを驕る。

 

まず、投入したのはYSSのサスペンション。

 

これは「筑波ツーリスト・トロフィー in September」で感じたリア周りの動きのおかしさ、具体的には

 

  • ダンパーの圧倒的な不足
  • フルボトム時の動き(動かない?)

 

を解消しようとしたものです。だって、1コーナー立ち上がりじゃリアが固着しちゃってスロットル開けられないし、最終コーナーじゃリアのピッチングが止まらなくて、これじゃあ楽しく開けられません。

 

手持ちのSRX250用の特注ナイトロンを改造して取り付けようかとも思いましたが初めから絡め手に走ると嵌りそうなので、まずは専用品を、しかも早々にナイトロンに交換の可能性もあるってことで、比較的安価なYSS・・・の中でもさらに安い「YSS リアシングルショック MX366 ニンジャ250SL用」をゲッツ。

 

一通りの調整機能ができて、オーバーホールも可能。でも、伸びが60段に対して圧が3段ってこの格差がスゴイっすね。

 

とりあえず取り付けたあとカチカチいじってみましたが、調整に対してリニアに反応している様子。まあ、圧ダンパなんて使い方よくわかってないし「強・中・弱」の3段階で必要十分かも。高速圧ダンパ、低速圧ダンパなんてワタシには到底使いきれません。

 

あ、リザーブタンクの位置は後程変更の予定です。シートの中に入れちゃうかもしれません。


リア周りも全バラしてグリスアップ。

 

せっかくリアホイールとショックを外したのですから、この機会にスイングアームとリンクを外してグリスアップ。

 

うわさには聞いていましたが、グリスは少量しか入ってまへん。こういうものなのか、と思いましたがサービスマニュアルを見ると「ニードルベアリングの内側にグリスを充分に塗布する」なんて書いてあって(13-19ページ)、おいおい充分ってどんなもんよ、という感じ。

 

流石にグリスを入れなおして組むとスルスル動くんですが(ちなみに写真は入れなおしたあと)。

 

このあたりの工程は「NINJA250SLのリアサスペンションをYSSに変更しよう!」をご覧くださいませ。


リンクの動きが渋い・・・

 

NINJA250SLのリンクには、ニードルローラーベアリングは入っていません。

 

メタルで支持されています、まあ車格を考えたら問題はないと思われ、単なるコストダウンというわけではないかと思われます。

 

が、中央の摺動部のオイルシールが硬く、動きが渋めです。

 

今回は手を入れませんが、オイルシールを軽くヤスるなどして、改善が必要かもしれません。


そこで気づいた驚きの事実(ミス)・・・

グリスアップすると動きがいいなあ、なんてスイングアームをグリグリ動かしていた時に・・・。

 

スイングアームを上に振った時にガツン、と。あれ?フルボトムってここまでしか動かないの?

 

そんなばかな・・・と調べてみると・・・。

 

 

ななな、なんじゃこりゃーーー!

 

リアブレーキのマスターシリンダーとスイングアームのカバー(マッドガード、チェーンケースを兼ねているので付けている)と干渉してるじゃないですか!!!
(赤丸部の傷が干渉部)

 

これだ・・・筑波1コーナーの立ち上がりでスイングアームがまるでスプリングが座屈(バネ線とバネ線がくっついちゃうこと)してるかのように動かなかったのは、これだ・・・

 

2016年4月の転倒(骨折したとき)に右ステップがステップ基部ごと曲がって内側に入り、結果スイングアームと干渉してたんだ・・・

 

これじゃ動かないはずだ!

 

てーことは、最初に書いた

 

  • ダンパーの圧倒的な不足
  • フルボトム時の動き(動かない?)

 

の2つ目はユーザーミスじゃん!

 

がっくり。でもわかってよかった。

 

これは後日、対応します。(直しました「5月21日。NINJA250SLの曲がったステッププレートを治す。」)

 

しかしなんというか、根性ねえぜNINJA250SLのフレームよおお!(コケるお前が悪い!)

さくっとタイヤもいわゆるひとつの「PIRELLI DIABLO SUPERCORSA V2」に。

 

タイヤも練習に向けて交換します。

 

もちろん、チョイスしたタイヤは「PIRELLI DIABLO SUPERCORSA V2」、間違いはありません。

 

NINJA250SLの場合は、フロントはCS1(ソフトコンパウンド)の110、リアはCS2(ミディアムコンパウンド)の140を選択します。ちなみに140はCS2しかラインナップされていません。

 

私は大抵、フロントは1年を通して使い切ります。リアは3時間をめどに交換します。

 

タイヤ交換はもちろん自分でやります、「ビードブレーカーを使用しない、タイヤ交換のテクニック。」をご参考にどうぞ。慣れれば前後で40分もかかりません。


まずはここまで。

 

以上で、とりあえず

 

  • NINJA250SLのサスペンションをYSSに交換
  • 同、タイヤをスパコルに交換

 

が終了です。

 

さて、あとはアレとアレを・・・うふふ。お楽しみに!

 

追記:しかし、お金掛かりますねえ。働こう。


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