は・ひ・ふ・へ・ほ に関する用語集。

サーキットのは・ひ・ふ・へ・ほ を解説します!


発電機(はつでんき)

 

ガソリンエンジンをパワーソースとして、100v交流及び12v直流電源となる機械。サーキットでは主にタイヤウォーマー、バッテリー充電、その他さまざまな用途で使用される。

 

何度か書かせて頂いているサーキットの沼三段階

 

  • Step1:自走によるファンラン
  • Step2:トランスポーターによるちょっと真剣(マジ)モード
  • Step3:サーキット専用バイクによるレース参加モード

 

の、Step2ないし3で必要となる。えー、サーキットのためだけにこんなもの必要なの、と思うかもしれないが、災害時に意外と役に立つだろうこと想像に難くない。その際、パソコンなどの精密機器を稼働させるには「インバーター搭載」の発電機でないと機器を壊す可能性がある。可能であればインバーター内蔵タイプを購入しよう・・・なのだが、サーキット専用と考えれば非インバータでも全く問題ない。

 

もしあなたがHONDAのバイクでレースをしているのであればHONDA、YAMAHAのバイクでレースをしているのであればYAMAHAの発電機を使用・・・としたいところだが、エンジンメーカー製の発電機はびっくりするぐらい高価。ひょっとしたら中古で買った私のNS2レーサーSRX250の倍くらいする・・・。

 

賢く中華製品も含め選択肢に入れたくなるが、発電機は結構故障するし、サーキットの決勝前などに壊れて発電しなくなったら目も当てられないのでここは信頼の日本製(日本ブランドの製品)一択であろう。

 

タイヤウォーマーは前後でだいたい800kwの電力を必要とする。余裕をみて1000w以上の出力が欲しいです。もしあなたがあの高価なタイヤウォーマー「GetHot」を使用しているのであれば、ニクロム線式の他社製品よりも消費電力が少ないため発電機の選択肢はさらに広がる。

 

真偽は不明だが、西日本仕様(60Hz)の発電機を使用すると、タイヤウォーマーが温まりやすいそうな・・・ホントですかね?私はしっかり西日本仕様を買いましたケド。

 

こんなのが買えたら最高。でも高いです。

HONDA インバーター発電機

 

実は穴場的にお勧めの「2stインバーター」。驚異の2.5万円切り。私、これ使ってました。音がうるさいのと2stオイルが必要なのが難点ですが、TOTライダーなら苦にならない?軽くて安いです。我が家唯一の2stマシン(?)。

2st インバーター式携帯発電機

 

ちなみに最近の超お勧めはコレ。今現在、私はこいつを愛用しています。信頼性が2stとは段違い!

 


ヤマハ 発電機 60HZ 西日本地域専用 EF900FW

 

詳しいレポートはこちら

記事はありません。

ブロー(ぶろー)

 

エンジンが何らかの故障や異常によって、著しいダメージを受ける事。筆者が経験した事例としては、オイル管理不良による焼き付き、2次エア吸い込みによるデトネーションがある。殆どの場合何らかの予兆がある。スロットル開度とエンジン回転数、エンジン回転数とパワー感などに違和感があるとその半周後くらいにイクときはイッテしまうので無理をせず(機械は無理をしてもいいことは何もないのだ)、大人しくピットに向かうべき。

 

ブローを起こすと少なからずオイルをコース上に撒いてしまうことになります、速やかにコース外退避して他バイクへの迷惑を可能な限り抑えよう。走りたいから、もったいないからなどの理由で故障したマシンを漫然走らせてはいけません。

 

ブルーフラッグ(ぶるー・ふらっぐ)

 

ブルーフラッグ""

 

青い旗。

 

サーキットではレース中に使用され、意味は

 

そのおっそいキミ、キミな(私)。ちょいと後ろちょっパヤのバイクが近づいてるから余計なことしたらアカンで?
 コラコラコラ後ろなんて見んでええでフラつくから!
  そーそー、大人しくしてりゃええのよ相手は上手いんだから。
   ・・・よーしよし、じゃ気をつけて行くんやで。(ニッコリ)

 

の意味。つまり、周回遅れに振られる「後方より高速車接近中」の旗。F-1でもよく振られるあの美しい青い旗。わずか10週のスプリントでコレを振られてしまう私も情けないが、たまに調子がいいとこの旗を見ないでゴールできる。気分最高。

 

ブービー(ぶーびー)

 

語源はスペイン語。「まぬけ」「馬鹿者」を指すboboから来ているそうな。つまり、言葉としては最下位の意味。なぜか日本においてのみ、「最下位からひとつ前」を指すそうで、その理由は「最下位は狙って取れてしまうので、狙えない最下位から一つ上」に賞をつけ、簡単な賞品を渡す風習があったから、とか。

 

つまりビリから2番目。筆者の定位置。

 

しかし意外とブービーでも熾烈なレースをしているもので、私のような万年ブービーが張り切ってレースに参加しているからレースのエントラント層が厚くなるというものである。だって、ツーリストトロフィーの敷居が上がりすぎちゃあ、ヤバいでしょレース業界。

 

そういう、業界を文字通り根底から支える努力をしているのであーる。

記事はありません。

記事はありません。

関連記事