Newマシン投入!その名は・・・Ninja250SL(スーパーライト)!

私ごとではございますが、2015年7月より某所へ単身赴任しております・・・。

 

悲しき会社員、業務命令は絶対。さてどうするか・・・

 

今まで通りのレース活動は望めません。毎週土日は帰宅できるとはいえ、当然家族サービスも大事。レースに費やせる時間は、今までのなん分の一だろう?

 

減らせるものはなんだ。練習・・・は減らしたくないが止むをえまい。あとは整備?しかしSRX250の整備は減らせない・・・

 

ということは?

 

はい、前置き長いですが「手間のかからないマシンで手間のかからないレースをする」ということで、新型マシンを投入することに決定!清水ステージからハイジャンプ!

 

そのマシンは「Ninja250SL」。

 

発売当初から大注目していたのですが、その実力を計りかねて手をこまねいておりました。ところが前回の筑波ツーリストトロフィー。並み居るベテラン勢を抑えてトップタイムを記録したのは、Ninja250SL!

 

こりゃー行くしかないね、と購入を決めたのでした。

 

詳しい経緯はこちらをどうぞ。



モデファイ。レースを戦うための最低限にとどめる。

参加するクラスは当然、NS2(ノーマルシングル250ccクラス)。

 

ノーマルクラス、とはいえど最低限のモデファイは必須です。バンク角を取れなければ思い切り走れませんし、危険ですらありますからね。

 

ですからまずはマフラー。

 

最初はノーマルマフラーで参戦。と考えていたのですがやはりどう考えても路面に擦りそうな形状です。いろいろ検討しましたがもっとも安い(笑)、K&Tのフルエキゾーストを投入。オールステンレスでなんと6万円という破格!

 

 

形状的には取り立てて目立った点のない普通のオールステンマフラーですがカチッとした作りが好印象。

 

重量はそれなりですががっちりとしていてコケても大丈夫そうです(伏線?)。

 

そしてステップ。

 

普段であれば自作しちゃうのですが、シフトリンケージの取り回しがタイトで自作は断念。これも価格でストライカーを選択。

 

 

アルマイトブラックでルックスも浮きませんし、4ポジションのおかげで身長180cmの私でも調整ばっちり(結局一番上、一番後に決定)。今ならWebikeで\12,273 ( 23% ) OFF !アハハ。

 


STRIKERストライカー/スペシャルステップキット 4ポジション

STRIKERストライカー/スペシャルステップキット 4ポジション ニンジャ250SL(超お勧め!)

 

STRIKERストライカー/スペシャルステップキット 4ポジション ニンジャ250SL

バックステップは飾りではありません!

 

バンク角を稼ぐとと共に、確実な操作性を担保することが必要です。フルスロットルでかっ飛ばす裏ストレート、シフトアップをミスれば・・・これが数回あればもう、前のライバルには追いつけません。

 

Ninja250SLはシフトロッドの配置がタイトで、中間リンクをかまさないとバックステップを配置できません。そんな不利な構成を強いられる中で私が選択したのは「ストライカー」でした。

 

ええ、Webikeで1万円以上も値引きされているから買った、わけではないのです!

 

 

あとはゼッケンプレート、アンダーカウルを装着。そしてフロントブレーキの強化を行ってマシンは準備完了、です。

 

本当はサブコンを取り付けたりサスペンションを交換したかったのですが、予算の都合で今回はこれまで。

 

見せてもらおうか、Ninja250SLの実力とやらを・・・!!


さあ出発です。

レース活動に理解のある職場ゆえ、21日(木)の午後、22日(金)の終日にお休みを頂くことができました。

 

21日(木)の午後に赴任先を出発。自宅に19時着、ご飯を食べてトレーラーを組み立てて繋いでバイクを積み込んで(トレーラーへのバイクの積み込み方はコチラ)、機材一式を積み込んで24時に出発!

 

すでにタイトなスケジュールに息切れが始まっています(笑。

 

現地に22日(金)2時着。

 

今回からルールが変わっており、21日(木)の21時から駐車場の予約が可能になっています。

 

なので筑波ツーリストトロフィーの参加受理所を取り出して受付に・・・

 

あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

参加受理書、赴任先に忘れてきちゃった!!

 

なんてこった大失態!とりあえずもうどーにもならないので、受付のおじさんに事情を話して駐車場の確保は完了。

 

 

参加受理書のことは明日、職員さんに相談しなきゃ。

 

ピットも無事確保して、数時間眠れます。おやすみなさい~



特別スポーツ走行!調子は・・・やはりサスペンションか・・・

5時半に職員のおじさんに起こされます(否、起こして頂きます)。

 

眠い目を擦りながら車をピットに移動、チームメンバーと合流します。

 

今日の走行予定は3本。午前中にナラシとして1本、午後にNinja250SLに慣れるために2本。

 

予定では「あれ~、練習してないのにマシンが速いからベストでちゃった(てへぺろ)」なのですが・・・。

 

まずは1本目、マシンに「ナ」の字をきざんで、ナラシ走行に備えます。

 

 

準備を終え、時間とともにコースイン。

 

なにしろまだ20mくらいしかエンジンをかけて走ったことのないNinja250SLですが、そうはいってもさすがに250cc単気筒、それほど気負わずに走ることができます。

 

しかしインジェクションのせいなのかピックアップはウルトラスムースだな・・・。パワー感はさほどでもありません、K&Tのフルエキゾーストのおかげか詰まり感はありませんがやはり全域で薄い気がする。もっとガスをくれてやればもっとパワーが出そうです。

 

旋回も癖がなく倒したら倒しただけクルクル回ります。まあ、まだナラシだしな、ブレーキングしながら、加速しながらの旋回性を見ないとなんとも。

 

そんな「普通の印象」でナラシは完了。

 

オイルをもチュール300Vの5w-30に交換して、午後の走行を待ちます。

 

「正規品を正しく使っていただければ、焼きつくことなんて絶対にありません。」

 

モチュールのサービスマンから伺ったお話です。レースに使用できるオイルは数あれど、300Vを選択するベテランライダーは私の知人にも多くいらっしゃいます。

 

普段の練習用として、そしてここ一発のレース用に粘度を落として(!)。そんな使い方すら可能となる300V、私も絶大な信頼を寄せています。

 

ただし、公道用マシンにはお勧めしません。このオイルは、そういうオイルじゃあないんです。雰囲気で手を出すと、火傷しますぜ。

 

 



特別スポーツ走行、そしてNinja250SL(ノーマル仕様)のサーキットインプレッション。

さて、ナラシも終わりましたし気合を入れて走ってみましょう!

 

ちなみに参考として乗り手はこんな人。

 

  • 身長:180cm
  • 体重:90kg
  • ベストラップ:SRX250で1分14秒8(アハハ)

 

マシンの仕様は繰り返しになりますが

 

  • マフラー:K&Tステンレスフルエキゾースト
  • ステップ:ストライカー

 

それ以外全部、ノーマルです。2次エアカットも吸気ボックス加工もなーんにもしていません。

 

この程度の男のNinja250SLのサーキットインプレッション、それなりに価値はある・・・あるかな?

 

加速

 

コースインして思うのは先にも書いた通り、インジェクションならではのシングルエンジンとは思えないスムースな吹け上がり。

 

軽量な車体のおかげか、私の巨体を乗せた状態でもスルスルストレスなく加速していきます。が、そこは250ccシングル。決して「圧倒的な加速」ではありません。

 

ぬけの良いマフラーのおかげか谷もなく加速は続き、10,500回転のリミット(これを超えるとブブブ・・・とエンジンブレーキが掛かったかのような状態になる)までスムースに加速しますが、あまりリミットぎりぎりまで回すメリットもなさそうです。意外にパワーバンドは広く、7,500回転も回せは立ち上がり加速は十分といった感があります。

 

サブコンでガスを足せばまた違う顔を見せるでしょうし、ナラシが進めば各部のフリクションも減ってさらに伸びることでしょう!

 

ただ、裏ストレートで期待していた150km/hには届かず。145km/hどまりでした。

 

これはまだアタリが付いていないことと私が重すぎること、2ヘア立ち上がりが下手のいずれかまたはすべてでしょう・・・スプロケットも合っていませんでしたし。

 

減速、コーナーへの進入と1次旋回

 

なぜか私のNinja250SLはヤマハのTZR系のキャリパーが付いているので(笑)あまり参考にはなりませんが、ノーマルローター+ズィクーパッドで十分な制動力を発揮しました。

 

そもそも筑波サーキットは3か所しかブレーキをかけるところはありませんし、パワーのないNS2はどれだけ「速度を殺さないか」が勝負ですので街乗りで要求されるブレーキ性能とはまた違ったモノが要求されるのですが・・・

 

スロットルを戻した時のエンジンブレーキはキツすぎることはありませんしマシンも安定しています(いいフレーム!)、戻すと同時にバンクを開始しつつフルブレーキング。速度を落としたらブレーキを緩めつつぐいっと膝をついて1次旋回に持ち込みますが、37㎜のフロントフォークは90kgの巨体が乗っているにも関わらずブレは全くありません(ただし、簡単にフルボトムしてしまいますのでスプリングの強化は必要)。

 

2気筒のNinjaと比較してインナーチューブの肉が薄いということですが、剛性面では問題ないようです。

 

この寝かしこみも癖がありません。ハードなブレーキングでフォークを縮めているにもかかわらず軽く寝ますし、コーナリングフォースが縦Gに変ってからブレーキを半分戻す際、2次旋回に入るために完全にブレーキをリリースする際もまったく車体は乱れません。

 

とにかく安定しているのです。これは心強いぜっ!

 

2次旋回、立ち上がり

 

さてベッタベッタなフルバンク。

 

身長180cmの私は数センチお尻をずらすだけで容易に膝スリが可能です!

 

って、膝スリが目的じゃあないんですが、こいつは簡単に膝スリできるマシンであることは間違いないでしょう。

 

ノーマルのタンデムシート(ちなみにこれ、人が座ること考えてませんよね?)が意外とよいシートストッパーで、ノーマルシートのままでもしばらくレースできそうです。

 

リアに荷重を映してスロットル・・・というところで残念ながらノーマルのバネでは90kgの巨漢を支えきれず、もっとも上・後にずらしたストライカーバックステップ、そしてK&Tのフルエキゾーストを擦ってしまうという現象が発生。

 

 

まあ、サーキットランを楽しむのであればバネを合わせるのは当たり前ですから、これはNinja250SLが悪いということではありません。ただ、Ninaj250SLのサスペンションはハードだというインプレッションを見ますがまあ、公道レベルでは、ということなのでしょう。

 

立ち上がり加速は先にも書いたスムースなスロットルレスポンスと吹け上がりのためにSRX250(FCR付き)よりもワンテンポ、ツーテンポ早いタイミングで全開できちゃいます。が、すぐリアショックが根をあげてしまうため要注意。

 

いいショックを入れてからの楽しみにしておきましょう。

 

また、最終コーナーでは145km/h程度からのノーブレーキング全開突入を楽しみたいのですが、やはりショックが負けてリアに0.5秒周期のピッチングが発生します。70kgの方はそんなことないよ、とおっしゃるので恐らく(間違いなく)私の体重が原因ですが、これもショックを変えてから最終コーナーのスリリングなバトルを楽しむことにしましょう。

 

まあ、こんな感じでタイムは・・・

 

 

あれ?SRXとかわらないじゃん!

 

まあ、新車おろし初日だし!

 

とまあ、Ninja250SLとのファーストインプレッションを楽しんで、無事前日の特別スポーツ走行を終了。

 

一切の機材を仕舞い込んで、明日は6時集合です!

 

あ、参加受理書は再発行して頂けました。筑波サーキットさん、本当にありがとうございました。以後気を付けます・・・


さあ、レース当日!

早朝6時、ガレージにチームメンバーが続々と集まってきます!

 

すでに気心知れた仲間、またレース進行は心得ていますからきわめて安心できる仲間なのです。

 

何しろ最新型のインジェクションマシンNinja250SLですから(笑)、前日もエンジン絶好調、当日も暖気場を経由することなく、ガレージから予選へ向かいます。

 

与えられた時間はわずか15分。

 

少しでも周回を稼ぐために最前列に並びます、なにしろ昨日3本乗ったとはいえ、また乗りやすいNinja250SLとはいえ決勝までに少しでも走行機会を稼ぎたいところ。

 

マーシャルの合図でコースイン。

 

タイヤの手ごたえを確かめつつ徐々にペースアップ。

 

17秒台、16秒台・・・あれ。ここでラップタイマーが正常に動作しなくなっちゃった!ヤバ、これじゃペースが取れない!

 

そして微妙に遅いマシンに絡んじゃった・・・

 

多少無理すればパスできなくもないですが、予選で絡んじゃまずいし・・・どうしよう、このままじゃ16秒台で終わっちゃう!

 

いったんペースを落として間をあけて、追いかけるようにアタック!これを2回繰り返したところでチェッカー。

 

うーん、何秒出たんだろ?ああいうときはピットをスルーしてタイミングをずらすんだろうなあ、と思いつつ・・・

 

 

1分15秒6、で20台中16位。

 

後ろに4台いるじゃんねー、まあ、上出来です!


決勝!

さて、いよいよ決勝!スタート前進行が始まります。

 

Bゲート付近の決勝待機スペース。

 

おどけて写真に納まってはおりますが、意外と私、ナーバス。なんたって結局のところ、15秒台しか出ていないんですから。

 

マシンは最新Ninaj250SL。最低でも14秒前半、できれば13秒に入れたかった・・・でも、決勝前のないものねだりは禁物。とりあえず

 

  • 周回遅れにならない!

 

を今日の目標に定めてコンセントレーションを保ちます。最後尾ライダーも、結構レースしてるんですよ!

 

さて、走行しているうちにコースアナウンスがあり、グリッドへ。

 

 

もう迷いもナーバスもありません、今日この場へ立てた事、いつも助けてくれるピットクルーの仲間に感謝しつつてきぱきと準備を続けます。

 

あれ、後ろに2台いない。トラブルかな?これじゃ定位置だ!

 

ピピー!

 

マーシャルが吹く笛を合図にタイヤウォーマーとスタンドを外し、ピットクルーとお別れ。エンジンを掛け、オープニングラップスタート!

 

ワクワクしながら軽くスタート練習しつつ発進!忘れずにラップタイマーを起動、1コーナーを曲りS字を抜け、1ヘア、ダンロップ、2ヘア・・・裏ストレート後半で減速しながら最終を回り・・・あれ、いつもの「マトリックス・ダブルフラッグ」をやってない!えー、残念。

 

なんてことを思いつつグリッドへ着きます。

 

レッドシグナル・・・吹かしすぎるなよ、6,500回転で十分!消灯!スタート!

 

我ながらスタートは絶妙!しかし体重のせいで伸びない!アウトとインから1台ずつ抜かれる!あれビリじゃん!

 

1コーナーは若干渋滞気味、アウト側の1台が躊躇したのを目にしてそのインへ飛び込む!抜き返す!

 

このままファーストラップをブービーで通過。うーんこれじゃいかんぞ!

 

前に目を移すと5~6台の集団が。これが予選14秒組だ、こいつに食らいつくことを目標にアタック開始。

 

徐々に1台のマシンがこぼれてきます、明らかにこちらのほうが速い!とっとと抜かないと14秒組に追いつけない。

 

ストレートはあちらが速い、突っ込みとコーナーはコチラに部がある。

 

2ヘア立ち上がりを立ち上がり重視気味にぬけて裏ストレートでスリップへ。よたるリアショックを無視して最終で大外狩りを仕掛ける!

 

 

だめだ並びきれない!

 

無理に被せず、ラインをインに切り返す、スロットルワイドオープン。コントロールラインで並びかけるもストレートの伸びでやはり離される!

 

思い切って1コーナーでインへ直線的なラインを取りカットイン、大きめのブレーキングで一気に食いつく!よし刺した!

 

あとは離れてしまった14秒組を追いかける・・・も、届かず。うーん、このまま単独走行か?と思ったらポストのマーシャルがブルーフラッグを準備し始めた(笑

 

2ヘア立ち上がりでちらと振り返るとまだ隙間はある、逃げに逃げてコントロールライン・・・俺が通過した直後にチェッカーが出た!

 

なんとか周回遅れ回避。

 

あとは悠々とファイナルラップを走り切り、無事決勝完了!です!

 


リザルト。

筑波ツーリスト・トロフィー in APRIL

予選

20台中16位 1'15"659

NS2/Terminator's 2(予選)Weather :晴れ Track :ドライ

決勝

16台中13位 1'15"913

NS2/Terminator's 2(決勝)Weather :晴れ Track :ドライ

※タイトルクリックでリザルトへ。

 

とりあえず、タイムはぱっとしませんでしたが久しぶりの周回遅れなしに走り切れたことは成果でしょう!

 

これはウルトラスムースなNina250SLのおかげ、後半たれずに走り切れたことが大きい、はずです。次回は戦闘力アップさせてベストラップ更新を狙います!

 

お友達のレース参加レポートはこちら:
それさえもおそらくは平穏な日々 16/4/23 筑波ツーリストトロフィ 4月

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