筑波ツーリストトロフィーまで、あと1週間。修理とちょっとしたチューニングを。
さあ、梅雨入りです。
ですが、あと1週間でいよいよ待ちに待った筑波ツーリストトロフィー。しかし私のマシン、NINJA250SLは先日のスポーツ走行で転倒し、ステップとハンドルバーを破損しています。
さくっと修理し、ちょっとしたチューニングを施しましょう!
ます、曲がったステップを修正します。
転倒は筑波サーキットの第2ヘアピン。一次旋回をきつめにとって、立ち上がりの加速区間を長くとろうとしての握りゴケ。なさけない・・・
幸いフルバンクで一番減速しているところでしたからコテンとコケただけで済み、破損個所は限られています。
まずはブレーキペダル。
ストライカーのステップは哀れこんな姿に。そしてステップバーもねじ山部を壊して脱落してしまいました(が、ワイヤリングをしていたためコース上にパーツを残さずに済みました。ワイヤリングお勧めです)。
べダルは買うと高いので・・・
プレスで治します。12tプレス、一つ持っているととても便利。
これくらい曲がってしまうと、鉄ハンマーでガンガン叩いてもなかなかうまく伸びてくれません。
使用するのは12トンプレス。えープレスなんてもってないよ、とおっしゃるかもしれませんが恐ろしく安い値段で入手できます。
当て板を当てながら複数回に分けて少しずつプレス機で押します。
数分の作業でこの通りに。
なんと2万円切ってるんですわ。
取り付けます。
欠損したステップバーと先端のバーを、パーツショップで仕入れました。ステップバー、高いですねー!
組み付けて位置合わせ。うん、ばっちりです。
ステップバーの取付けの際は、緩み止め剤を入れておきましょう。ステップバーの走行中の緩みは致命的(まともに走れない)ですし、結構起きるトラブルです。
脱落防止のためにワイヤリングもお忘れなく。
これでステップは修理完了!
次、NINJA250SLのハンドルバーを交換します。
次はハンドルバーです。
純正のハンドルバーは比較的軽量でなかなか良好なのですが少々根性が足りず、転倒するたびに必ず曲がります(笑。
なのでこの際にアフターパーツのハンドルバーに交換します。
有名メーカーのハンドルバーはリッチ過ぎ(大抵2万円台後半)でとても手が出ないので、ここは思い切ってAmazonで販売されている格安ハンドルバーに手を出します。
コレ↓です。
クリップオンセパレートハンドル セパハン 37φ 37mm 37パイ アルミ削りだし シルバー
基本的にワタシは中華パーツには手を出さないのですが、コレはあたりでした。
(恐らく)中華セパレートハンドル、これはイケる。
材質は2017かな?ハンドルバーは6000番台の予感。まあ、必要充分です。
特筆すべきは加工精度。このクランプ部の肉抜きを見てください。
綺麗に3DCNCで抜かれています。
取り付けてみましたが、この肉抜きはシビれますね~。カッコいいです。
ノーマルよりも若干低いポジションとなりますがそれはかえってありがたい、次回走行(特別スポーツ走行)が楽しみですね。
ハイスロットルを入れます。
純正チューンです。
ノーマルのスロットルだと、ヘアピンの立ち上がりでスロットルを握りなおさねばならず少なくないタイムロスとなっていました。
これを解消するために、ハイスロットルを入れます。が、NINJA250SLはスロットルハウジングとスイッチボックスが一体になっていますから、別ボディのハイスロットルを入れるとスイッチボックスからやり直す必要があります(まあ大した手間ではありませんし、キルスイッチとスタータースイッチしかないシンプルなハンドル回りはカッコいいんですが)。
そこで入手したのがコレ、ZX-6Rのスロットル。
カワサキ純正 グリップ アッシー スロットル 46019-0020
NINJA250SLの純正と比較すると、コレくらい違います。
これは楽しみです、握り直しなくスムースに加速できる!かな?
さあ、明日はいよいよアレを入れて、準備完了です!
これで車体回りは準備完了。
明日はフロントブレーキの掃除をして、アレをインストールして・・・これで私の筑波ツーリストトロフィー in Juneの準備は終わり。
いよいよ、ですね。