ウルトラスーパー久しぶりに、筑波サーキットのスポーツ走行を走りました!

 

いやあもう、9か月ぶり。

 

なんとなく仕事のピークも過ぎ?6月に筑波ツーリストトロフィーも近づいてきたこの頃。

 

このチャンスに走り込んでおく必要がありますよね!というわけで、行ってまいりましたスポーツ走行です。

 

例によって当月予約の走行チケット争奪戦に勝ち抜いてゲットしたC枠走行2本。

 

・・・しかし、27日(金)は天気も怪しいってのに皆さん熱心ですね・・・残枠数多し、の○マークから一気に残枠なしの×マークになるまでわずか2分でした。

 

アイドルのライブチケット並みか?!

 

ということで前日にチェーンの交換を行い、レンタカーの軽トラにNINJA250SLほか機材一式を積み込んで、一路筑波サーキットへ!


筑波サーキットのホームストレートと私の心はウエット。

 

前日降り注いでいた雨も朝は上がり、3時30分起床、4時出発で筑波サーキットへレッツゴー。

 

幸いにしてチームメンバーがピットを確保してくださるとのことでしたので、お礼がてらの缶コーヒーをコンビニで仕入れて筑波着。

 

日が長くなりましたね、6時でもうこの明るさです。が。

 

筑波サーキットが近づくにつれてパラパラと降り始めた雨。利根川近辺ではドライだった路面も次第にウエットに。

 

現地入りしてホームストレートに出てみたら、このありさまです。

 

今日はレイン持ってきてないんだよなあ、でもこういう状況のレースだってあるよなあ、とひと思案。まあ考えて仕方ないのでチェーンの張り調整、ワイヤリング、冷却水の注入等を淡々とこなします。

 

風が出てきたからちょっとは路面乾くかな?


さあ1本目!

 

さあ、C1の走行開始です。

 

ホームストレートレコードラインは乾いています。が慎重にコースインしてオープニングラップ。

 

いつも乾きにくいダンロップ下と最終入口アウト側が結構濡れています。

 

まあ、9か月ぶりだからね・・・慎重にタイヤを温めて(ウォーマー入れてますが油断は禁物)少しずつアタック開始。とはいいつつ、あちこちに残ったウエットパッチでフルアタックは不可。

 

ズリズリと膝を擦りつつ、ああ意外と体は覚えてるじゃねーかぐへへとか思いながらもベストの1秒~2秒落ち(つまり16秒という嗚呼)くらいで淡々とラップを重ねます。

 

途中でダンロップ下でコース上にマシンが残る転倒があり、赤旗中断。

 

走行再開後もなんてことなく体とマシンを温めて、終了。

 

走行後に各部をチェックしますが問題なし。今回初投入のYSSの残ストロークを見ると、あと3mmくらい。この程度の走りでここまで使っちゃちと危ないのでプリロードを3mmほど追加します。さあこれで2本目に挑戦!

 

ドライになるといいな。


2本目はドライ。が。

 

残念ながら専属カメラマンの息子を連れてこれなかったので、走行写真はありません。

 

2本目はほぼフルコースドライの好コンディション。

 

マシンも調子が出てきてこれからって感じです!

 

コースイン後、徐々にコーナー侵入速度を速めて以前の走りに近づけます、ブレーキを残してコーナーにマシンを放り込むように、バンク角を決めたら迷わすスロットルを開けて2次旋回・・・

 

ぽーんと14秒9に入りました、これはNINJA250SLとしては初の14秒台、そしてSRX250時代のベストラップのコンマ1秒落ち!

 

なんてこった、9か月ぶりに走ってこのペースでこれだよ!

 

今日は来てる、出していい日だ!

 

テンションあがります、欲の皮突っ張りまくって14秒前半どころか13秒行っちゃう?13秒でたら、次の筑波ツーリストトロフィーでバトルしまくれるぜぃ!

 

とにかくタイムを稼ぐには裏ストレートから最終、そしてホームストレッチをいかに速く走り抜けるかがポイント。

 

まだ5週くらいしか走ってない、時間はたっぷり。

 

ダンロップをくぐって2ヘアへ進入。深くワイドなラインで入りつつ強めにフロントブレーキを効かせて思いっきりフロントに荷重を掛けて1次旋回を多めにとって。

 

立ち上がりを直線的に・・・できるだけ加速区間を長くとって・・・と下心満載でフルバンクに入ったら

 

キュ!


握りゴケ(涙

 

いい音でフロントタイヤが泣いたと思ったら、フロントからスリップダウン。

 

なんのこたあない、1次旋回で下心出しすぎて握りゴケ。

 

フロントタイヤのエアも高すぎたのかもしれません。

 

転倒とは言いながら単独ですし後続車も上手にかわしてくださって、さらに2ヘアフルバンク中という比較的速度が遅い状態であったこともあり。さらには愛用のエアバッグのおかげで身体的ダメージは皆無。

 

素早く立ち上がって後方確認。危険はないと判断して助けに来てくれたマーシャルさんと・・・あれ、来ない。ああ、今日はポストには一人ずつだって言ってたなあ。

 

うんとこしょっとマシンを起こし(いつもはライトウェイトスポーツ!のNINJA250SLもこういう時は重い)グラベルをよっこらしょと乗り越えてポストに退避。

 

折りたたみ椅子を貸してくださったので、ご厚意に甘え特等席で観戦。

 

そしてドナドナカーで帰還!


本日の成果。

 

以上で本日の走行は終了!

 

うーん、2本(正味1.2本)は物足りなかったケド、やっぱりサーキットは楽しい!

 

余計な雑念もなく、といいますか走行中は他のことが一切考えられない状態まで追い込まれますから「素の自分」に戻れる気がします。

 

転倒してはしまいましたが他のライダーさんにそれほどご迷惑をお掛けせずに済みましたし私の怪我もなく、またバイクも軽傷(ハンドルバー、ステップバー)でしたからまあいいとしましょう!

 

コーナー進入の握りゴケなんて、攻めてるみたいじゃん!(冗談ですからね念のため

 

タイムももちろん皆さんには遠く及びませんがポンと乗って14.9秒、これはしっかり練習すれば(ワタシにとっては憧れの)13秒台も、もはや夢ではありません。

 

NINJA250SL、いいマシンです。

 

次回は恐らく筑波ツーリストトロフィー in Juneの特別スポーツ走行、つまり決勝前日になりそうです。本当ならあと数回は走って14秒でアベレージに走行できるようにしておくべきですが、それもままなりません。

 

それでも私は行く。

 

焦るな、バイクもサーキットも決して逃げはしない。逃げるものがあるとするなら、年齢や仕事を言い訳に闘争から逃げる私自身なのだ。

 

俺はヤルぜ。


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