レンタカーで借りる最強のトランポ、それは軽トラ。
そりゃあ、マイカーのハイエースが最高です。
しかもちょっとばかりローダウンして、カッコいいアルミホイールを入れてホワイトレターのタイヤを入れて。
助手席に美しい彼女か奥様(いるなら愛人でもいいんですけど)を乗せて。
そんなサーキットライフ、誰が送れるってんだ!!!
ということでぐっとリアリティのあるトランポをご紹介しましょう、それが「軽トラ」です!
積載性は申し分なし
軽トラでサーキット?なんか貧乏くさくない?
何をおっしゃる!軽トラには多くの魅力があるんです。その最たるものが「積載性」。
ご覧ください、この荷台。いったい何が積んであるでしょう?
- NINJA250SL
- 発電機
- 工具箱
- リアスタンド
- フロントスタンド
- 空気入れ
- ガソリン携行缶
- テント
- ラダーレール
などなど。
これらの機材をざくっと放り込んでもまだ余裕の積載性。
これだけの資質があれば、トランスポーターには必要十分なわけです。
レース装備一式を搭載した図
フル積載した状態で横から見た図。
高さも長さも、きれいに荷台に納まっていることがわかると思います。
この状態でも重量的に全く問題なし、多少走りは重いですが高速道路の走行を含めて全く問題はありません。
助手席も使えます。
少々見えにくいですが、もちろん助手席も使えます。
革ツナギやヘルメットといった装具類はこちらにプラケースに収めて配置すればよろしいでしょう。彼女は乗せられませんケド。
その他メリット。
積載性以外にも、軽トラックをトランポで使用するメリットはまだまだあります。
高速料金が安い
たとえば・・・私が千葉方面から筑波サーキットへ向かうときに使用する常磐高速、柏から谷和原まで。
普通車なら430円、トレーラーを曳いたときは中型車扱いですから480円掛かります。
ところが軽トラックならばなんと370円。この近距離でもこの違いですから、遠征の時などは大きくお財布セーブに役立つことでしょう!
燃費がいい
なにしろエンジンは660ccしかありません(積んでるバイクより小さいケースもあるかもね)。
当然燃費は上々です。
あ、ちなみに軽トラックの燃料は軽油じゃなくてガソリンですからね。念のため。
運転が容易
なにしろ恐ろしくコンパクトでかつノーズが短いですから、運転は極めて容易です。
残念ながら、デメリット。
とはいえ、いいところばかりではありません。デメリットを少々、公平に。
雨が降ると辛い・・・
これはトレーラーでも言えることですね。
雨が降ると当然ですがマシンも機材もずぶ濡れです。濡れるだけならいいのですが、旧車を使用してレースをしている方は、ちょっとした注意が必要。ガソリンタンクやキャブに雨水が混入した事例もありますし、電気系統に問題が発生してしまったという話を聞いたこともあります。
これは、カバーをかけてそのカバーが風で飛ばないようにロープで縛る、などの対策を行うことで解消することができます。
眠れない・・・
当たり前ですが、シートがリクライニングしないんです!
前日深夜から乗り込んで、ピットを確保して本格的に走りたい!というときに「軽トラックの運転席で夜を明かす」という苦行に耐える必要があります。達人クラスになるとなんの苦も無く眠れる、なんてこともあるようですが・・・。
テントと寝袋を持ち込んで、就寝はその中で、という方もいらっしゃるとのこと。
あんましカッコよくない
まあ、サーキットに行くときくらいなら我慢しますケド、普段使いはちと辛いですよねえ・・・
意外と高い
えーい。カッコは我慢だ!中古の軽トラック、買おう!と決意しても。
軽トラックはいわゆる「働く車」。働く車は意外と高いんですね・・・。
と、いうわけでレンタカーなんです。
というわけで。
便利な便利な軽トラック。でもいろいろな面で購入は辛い。
そんな私がお勧めするのはもちろん「レンタカー」なのです。
多くのレンタカー業者がありますが、ほとんどのレンタカー屋であれば、軽トラックのレンタルは可能です。そして値段も手ごろ。相場としては24時間で6,000円前後でしょうか。
年4回サーキットに行ったとして、24,000円。
高い・・・と思いますか?
もしトランポを購入したとしたら。
10万km、20年落ちのハイエース 3.0 スーパーカスタムリミテッドでも相場は100万円。その他駐車場、保険・・・もういうまでもありませんね。
サラリーマンサンデーレーサー的超お勧めのパートタイムトランポは、「軽トラックのレンタル」で決まり!なんです!