筑波ツーリストトロフィー、3月場所。
なぜ書かないのか?と言われました。
なぜかといえば参加できなかったからなんです。
15日の筑波ツーリストトロフィー、結論から言えばDNS、そう、Domain Name Server、ではなくてDo Not Start、決勝グリッドに並ぶことができませんでした。原因は予選で発覚したクランクケースに入ったクラックからのオイル漏れ。
オイルが漏れていては走行はできません。アンラッキー、と言えなくもないですが(そう言いたい自分もいますが)クラックは突然現れるものではなく少しずつ広がるものですから、恐らくレース前にきちんとマシンを洗浄してチェックすれば発見できたのでしょう。
予選で発覚してから諦めかけた(いや、諦めてた)私に、大先輩が
「やる気があるならシリンダーくらい外すでしょう?」
と助言を下さり、それで一念発起。
多くの方のお手を煩わせて(素晴らしい腕前のバイク屋さん「R'S CRAFT」がいらっしゃいまして)あっという間にヘッド、シリンダを外し怪しいと思われたシリンダベースに液体ガスケット(ポールtoWinを飾ったN野選手からのお借りもの)を塗り込み、これまた借りたオイルを入れ(このオイルを借りに行ってくださった方も超速のレーサーH塚さん)、そして外したオイルまみれのパーツ磨いてくれた水谷さん、仕上がったマシンを運んでくださった野間さん、応援に来てくださったmixi仲間の方、ピットクルーや機材をお貸しくださった同じレースに参加していた方、超豪華な(たぶんその日で一番豪華なピットだった気がする)多くのお力添えを頂きエンジンは組みあがりそして始動!
が、暖気場にて、残念ながらオイル漏れ箇所が当初予想(私が予想した、ゴメンなさい)箇所と異なりオイルは止まらず、決勝5分前に私のレースはリタイヤ届の書類提出とともに終わりました。
レースは準備段階から始まっている、といいますがまさにその通りで、私はその準備段階をこなすことができませんでした、そういうツケを当日に持ち込んでしまった事が、すべての原因だと思います(練習のクラッシュにしても、そうだと思う)。
いずれせよ、次回は6月。同じ轍を踏まぬようできる限りの準備と練習をして迎えたいと思います。お力添え頂きました皆様にお詫びとお礼と、次回への意気込み(?)を兼ねてご報告、でした。
とりあえずクランクシャフトのリビルドだ!頑張ります!
後日談。
オイル漏れで大騒ぎする父親を見て小僧が閃いたらしい。
パパ、これならオイル漏れないんじゃないかな。
たんいち2本はSRX250は動かないぞ。着想は悪くないのだが!
リザルト。決勝、DNS(Do Not Start)。
2014筑波ツーリスト・トロフィー in MARCH
16位(18台中) 1分19秒108 | NS2(予選) Weather :晴れ Track :ドライ |
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DNS(Do Not Start) | NS2(決勝) Weather :晴れ Track :ドライ |
※タイトルクリックでリザルトへ。
3月場所はエントラント少なかったですねー。初のDNS、これから何を学ぶのか。
忘れられない、H塚選手の言葉。
あとはこのお礼をレースで結果で返すしか無いのではと思います…
ということで今度一緒に練習しましょう。 TOPの人たちに追いつけるように、ストイックに。
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