付けててよかったアンダーカウル。

ドライ、路面温度48度。

 

この季節にしては晴天かつ高温のある日。

 

所属チームである「RTほたるいかZ」の公式練習(てなほどでもない)に参加してまいりました。まあ、仲間内で時間合わせて走るだけなんですけどね。

 

6月1日の筑波ツーリストトロフィーの反省会も兼ねてあちこちチェックしながら走っていたら・・・あれ?

 

あれは「オレンジボール?!}


まるで路上のブルーインパルス~

なんてふざけてちゃいけません。

 

オレンジボールは車両トラブルのサイン。ゼッケンボードと一緒に表示されます。大抵の場合オイルを吹いてたりするので素早く後ろを振り返ると・・・おお、白煙吹いとる!!

 

筑波ならば即車両停止、コースオフ、なのですが袖ヶ浦はピットまで戻るルールです。

 

が、このマシンを路面上におくわけにはいかないので、グラベルをころころ走りながらタワーへ。チェックすると、かなりのオイルをヘッドから吹いちゃってます。

 

ふと見ると赤旗も出ちゃってます、ああ、迷惑かけちゃった・・・


ここのボルト。

これ、SRX250のエンジンを正面から見た図です。

 

中央上部のボルト、なんだこれ?なのですが、実はSRX250はオフロードマシンTT250とエンジンの構造が近い、いわば兄弟機です。そしてTT250のこの部分にはデコンプがついており、そのユニットを止めるボルトなのです・・・つまり、SRX250では何ら意味のないボルトです。

 

こんなボルト1本緩んだだけでコースを5分も赤旗で止めてしまうのです。

 

幸い、アンダーカウル(レースレギュレーションに沿った、オイル溜めの機能を持つもの)を装着していたためオイルを路面に巻かずに済みました。

 

マシンを洗浄して、各ピットを回ってお詫びをして、走行再開。

 

マシン整備をもう一度見直そうと心に誓った一日でした。


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